Service
微細藻類による排水資源化の
共同研究・実証
微細藻類による排水資源化の
共同研究・実証
当社と株式会社リバネスは、産業排水に含まれる有機物を微細藻類ガルディエリアの培養資源として利用する「排水資源化プロジェクト」を進めています。水質改善と藻類バイオマスの生産を両立する構想について、排水の性状、培養条件、藻体の利用価値を評価し、事業としての実現可能性を検証します。
Our service
貴社の排水で藻類培養を検証。新しい価値の創出を目指します。既存の排水処理との組合せや、現地で継続運用するための経済性も検討してご報告します。
01
排水の発生工程、成分、量と変動、既存の処理方法を確認します。ガルディエリアの培養に利用できる成分と生育に影響する条件を調べ、前処理や培養条件を検討し、実際の排水で培養可能性を評価します。
02
処理前後の水質、藻体収量、培養の安定性を評価します。得られる藻体の成分・不純物と用途に必要な品質を評価し、貴金属回収材や有用物質の原料などへの利用可能性を検討します。
03
既存処理費の変化、培養・回収・加工の費用、藻体の販売・利用価値を合わせて事業性を評価します。排出企業、研究機関、藻体利用先との役割分担を整理し、現地で継続的に試験するための実証計画を作成します。
既存の排水処理や設備の条件を確認し、培養試験、用途評価、現地実証の範囲を個別に設定します。
Our approach
排水の分析、培養試験、水質・藻体評価を段階的に進めます。技術面と経済面で継続運用に必要な条件を確認し、現地実証へ移行します。
発生工程、有機物などの成分、pH、温度、発生量と変動、現在の処理方法を確認します。水質改善と資源生産の目的を整理し、試験対象とする排水と評価項目を定めます。
対象排水を用いた培養試験により、ガルディエリアの増殖と藻体収量を確認します。排水の性状や変動が生育に与える影響を調べ、前処理、培地の調整、運転条件を検討します。
処理前後の水質と、得られた藻体の量・成分・不純物を評価します。処理水の取扱いと、貴金属回収材などの用途に必要な品質を確認し、追加処理・加工の要否を検討します。
排水処理費の変化と藻体の利用価値に対し、培養、回収、乾燥・加工、品質管理、残存物の処理に要する費用を比較します。試験結果から設備規模と運転条件を見積もり、事業成立条件を確認します。
排出企業、大学・研究機関、現地事業者、藻体利用先と実証体制を組み立てます。排水の変動や現場の作業条件を含めて継続運用を検証し、設備、用途、収支計画を更新します。
Water & biomass
排水から得られる処理水と藻類バイオマスの双方について、利用条件を確認します。水質の変化、培養の生産性、藻体の品質を、現地での運転費と用途に対応づけて評価します。
産業排水
性状・量・変動
ガルディエリアの培養
藻体の回収
処理水
水質・再利用・処理先
藻類バイオマス
品質・用途・利用先
用途や排水の性状に応じて評価項目を選び、技術と経済性の両面から実証条件を決めます。
| 評価対象 | 試験・確認の例 | 計画への反映 |
|---|---|---|
| 水質 | 処理前後の有機物、pH、懸濁物など | 既存処理との組合せ、追加処理の要否 |
| 培養 | 増殖、藻体収量、排水変動の影響 | 培養条件、設備容量、運転条件 |
| 藻体 | 成分、不純物、用途に必要な品質 | 利用方法、追加加工、販売・自家利用 |
| 経済性 | 処理費の変化、藻体の価値、運転費 | 現地実証の規模、事業成立条件 |
Our project
当社は、リバネスが運営する水分野の連携基盤「LVNS Water Cycle Project」に参画し、2026年8月に排水資源化プロジェクトを始動しました。産業排水の排出企業、大学・研究機関、藻類バイオマスの活用企業との連携により、培養試験から現地で継続運用する実証への移行を目指しています。
共同プロジェクトについて →当社は、炭素源を加えた培地を使う従属栄養方式でガルディエリアの大量培養に成功し、乾燥重量でトンオーダーの微細藻類培養実績を有します。この培養技術を基盤に、排水の性状に応じた培養条件と、水質改善・藻体利用の可能性を検証します。
当社の大量培養技術について →Contact
産業排水の提供、培養・水質評価、藻類バイオマスの利用、現地実証に関心をお持ちの企業・研究機関からのご相談を承ります。排水の種類、発生量、現在の処理方法、改善したい課題や希望する役割をお知らせください。